|  イタリアの位置
 
 |   イタリア共和国(イタリアきょうわこく、イタリア語: Repubblica Italiana、通称:イタリア)は、ヨーロッパ南部の国。
 イタリア半島およびその付け根に当たる部分と、地中海に浮かぶ2つの大きな島(サルデーニャ島、シチリア島)からなる。北にあるアルプス山脈において、フランス、スイス、オーストリア、スロベニアとも国境を接する。またサンマリノ、バチカンの領土を取り囲んでいる。
 
 ギリシア時代より都市国家が成立。伝説では紀元前753年にローマ建国 エトルリア人も12の都市国家による都市連合の王政を築いていた。伝承に、紀元前509年にローマ人パトリキ(貴族)がエトルリア人の王を追放し共和制開始。サムニウム戦争(紀元前343年
      - 紀元前290年)などにより紀元前272年にイタリア半島を制圧。
 
 フェニキア人の植民国家カルタゴとの戦争(ポエニ戦争)(紀元前264年 - 紀元前146年)によりシチリア島を獲得。地中海の覇権を握る。その後もイタリアはローマ帝国の中心地域として栄えたが、395年に東
 西ローマ帝国が分裂し、イタリアが所属する西ローマ帝国は476年に滅びる。西ローマ帝国を滅ぼしたオドアケルはイタリア王となり、これが国号としてのイタリアの走りとなった。
 
 その後は、東ゴート王国が一時支配したが、ローマ帝国の後継を主張する神聖ローマ皇帝、ローマ教皇、東ローマ皇帝によって分割された。イタリアの統一を試みる者もいたが、教皇庁の思惑もあって分裂状態が続く。18世紀末にイタリアに侵攻したフランスのナポレオン・ボナパルトは全イタリアを手中に納めたが、1815年、彼が失脚するとヴェネツィアとジェノヴァの共和国を除きほぼ元の分裂状態に戻った。
 
 1861年2月、サルデーニャ王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリア王国を建国する。1922年に、ローマ進軍によりベニート・ムッソリーニが首相となる。その後ムッソリーニの指導の下日本やドイツとともに枢軸国の一員として第二次世界大戦に参戦するものの、1943年には敗色が濃い中ムッソリーニが失脚し連合国側に鞍替え参戦する。しかし同時に、逃亡したムッソリーニを首班としたドイツの傀儡政権であるサロ政権が北イタリアを支配する状況になる。
 
 大戦終結後、国民投票の結果で王政が廃止され、イタリア共和国となった。冷戦では、社会主義勢力の影響を受けながらも西側諸国の1国として東側諸国と対峙した。主要国首脳会議の参加国であり、政治や経済だけでなく、文化的な側面においても世界的に重要な位置を占める。
 ウィキペディア(Wikipedia)より
 
 
 
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 イタリア地図
 
 
 
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      | イタリアの紹介 | 
    
        | 音楽 | 
    
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 | イタリア・ヴァイオリン名曲集 タルティーニ作曲
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調
 
 演奏: ヴァイオリン ジノ・フランチェスカッティ
 チューリッヒ室内管弦楽団
 
 ヴィターリ 作曲 「シャコンヌ」
 パガニーニ 作曲 「胸騒ぎ」
 タルティーニ作曲 「コレルリの主題による変奏曲」
 収録
 
 
 
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 | ヴィヴァルディ作曲 四季
 
 
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 | アルビノーニのアダージョ、バッヘルベルのカノン、他全13曲 
 演奏: イ・ムジチ
 
 イ・ムジチ合奏団はイタリアの室内楽団。1952年にローマの聖チェチーリア音楽院の卒業生12名が集まって結成。楽団としては指揮者をおかず、楽員全員の合議で音楽を作り上げる形式をとる。
 
 神戸国際会館のコンサートで購入
 
 
 
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 | 私の太陽(オ・ソーレ・ミオ)、誰も寝てはならぬ(歌劇「トゥーランドット」より)、乾杯の歌(歌劇「椿姫」) 他全20曲 
 歌: ルチアーノ・パヴァロッティ
 
 Luciano Pavarotti、1935年10月12日 - 2007年9月6日)はイタリアのオペラ歌手。
 
 オ・ソーレ・ミオを聞くと、イタリアの空の青さ、イタリア人の大らかさを思い出し、ゆったりした気分になる。
 
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        | 映画 | 
    
        |  | 息子の部屋
 製作 : 2001年
 原題 La stanza del figlio
 監督: ナンニ・モレッティ
 
 イタリアの小さな港町で暮らす精神科医のジョヴァンニは画商を営む妻パオラと息子のアンドレア、そして娘のイレーネと幸せに暮らしていた。ある日息子が突然事故死したのを機に平穏であったはずの生活は一変する。
 
 突然の家族の死を受け入れなければならない、残された家族の葛藤が描かれている。息子の女友達の出現で、家族間のぎくしゃくが緩んでいく。ラストでフランスとの境にある海岸を、父、母、姉が散歩するのを女友達がバスの中から見守るようなカメラワークは、心に残る。
 
 
 
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 | マレーナ
 2000年製作
 原題 : Malena
 監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
 1940年のシチリアで12歳の少年レナートは、美しい若妻マレーナの存在を知り、たちまち魅了されていく。しかし出征した夫が戦死の報がきて彼女の人生は次第に狂い始め、転落の果てに村の女たちから虐待を受けてしまう。
 「イタリアの宝石」、「世界一の美女」と言われる、モニカ・ベルッチの妖艶な美しさが際立つ。コミカルで楽しいと思っていると、途中残酷なシーンもあり、ラストは穏やかに感動する。シチリア島の風景が美しくて、音楽も良い。
 
 
 
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 | ひまわり
 1970年3月14日 公開
 原題 I Girasoli
 監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
 脚本 チェーザレ・ザヴァッティーニ
 アントニオ・グエラ
 ゲオルギ・ムディバニ
 音楽 ヘンリー・マンシーニ
 撮影 ジュゼッペ・ロトウンノ
 
 戦争に行ってしまった愛する夫、アントニオ。彼を待ち続ける妻、ジョバンナ。終戦後も帰ってこない夫を探すため、ジョバンナはロシアに行く。   第二次世界大戦によって切り裂かれた男と女の運命を、壮大なスケールと美しい映像でつづった超大作。
 
 20代半ば、家の小さなテレビでこの映画を見た。強烈だった。ジョバンナがロシアで、アントニオに妻子がいると知り、汽車に飛び乗って大泣きする場面は、20年以上たった今も忘れることができない。ジョバンナが歩く壮大なひまわり畑の下に、戦死した多くのイタリア兵が眠っている。
 
 
 
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 | ベニスの商人 
 公開 2004年12月29日 監督 マイケル・ラドフォード
 脚本 マイケル・ラドフォード
 音楽 ジョスリン・プーク
 撮影 ブノワ・ドゥローム
 編集 ルチア・ズケッティ
 
 16世紀、ヴェネツィアの貿易商アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ)は友人バッサーニオ(ジョセフ・ファインズ)が大富豪ポーニャ(リン・コリンズ)に求婚するための資金を得るため、ユダヤ人の高利貸シャイロック(アル・パチーノ)から金を借りる。しかしシャイロックはその担保としてアントーニオの身体の肉1ポンドを要求した。
      シェークスピアの名作戯曲を名匠マイケル・ラドフォード監督が映画化。
 
 アル・パチーノ演じる高利貸しが駆け引きし、最後に追い込まれる様子は、少し気の毒だった。本の代わりに美しい映像で、シェークスピア作品に親しめるのは、うれしい。
 
 
 
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        |  | カサノバ 製作 2005年
 原題 I Girasoli
 監督 ラッセ・ハルストレム
 音楽 ヘンリー・マンシーニ
 撮影 ジュゼッペ・ロトウンノ
 
 18世紀―ヴェネツィアが舞台。プレーボーイのカサノバが、心から愛する女性に巡り合い、艱難を乗り越えてハッピーエンドになる。28歳で亡くなったヒース・レンジャーが26歳の時の作品。
 
 300年前の景観のため、選ばれた"セント・マーク・スクエア"、"サンマルコ広場"、"サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会"、ピンクと白のゴシックパレス"ドゥカーレ宮殿"などなど、ロマンティックで神秘的な、エネルギーに満ち溢れたヴェネツィアの雰囲気も堪能できる。ヴェネツィアが、"もうひとつの主役"ともいえる作品。
 
 
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        | 書籍 | 
    
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 解説書
 
 
 
 | 文明が衰退するとき 筆者 高坂正堯
 巨大帝国ローマ、通商国家ヴェネツィア、現代のアメリカ。衰亡の歴史には驚くほどの共通項がある。人類の栄光と挫折に学び明日への展望を説く史的文明論。
 
 
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 文学
 
 | 海の都の物語 
 筆者 塩野七生
 
 「地中海の女王」と呼ばれた共和国。その興亡を描いた華麗なる一大叙事詩。
 群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。
 
 旅行前に、夫が繰り返し読んでいた。
 夫はこの本を読んでから、塩野七生の本をほとんど読んでいる。
 
 
 
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      |  ヴィジュアル本
 
 | ヴェネツィア  「水の都」 歴史散歩
 筆者 ルカ・コルフェラィ翻訳 中山悦子
 
 海上に築かれた奇跡の都市。アドリア海の真珠。地中海文明をリードした栄光の都市。そんなヴェネツィアに生まれ育ったジャーナリストが、美麗な写真を多用し、日本人のために書き下ろした本格的歴史散歩。
 
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 解説書
 
 
 | ヴェネツィア 水上の迷宮都市 
 筆者 陣内秀信
 内海(ラグーナ)に浮かぶ「アドリア海の花嫁」。四季折々の呼吸がたちのぼる大運河(カナル・グランデ)、路地(カッレ)に感じる街の体温、光と闇を彩る祝祭(フエスタ)。足で織り五官でつかむ、水の都へ道案内。
 
 
 
 
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