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ブランデンブルク門
1788年〜91年にプロセイン王国の凱旋門として、アテネ神殿の門を手本にして建立。ドイツ古典主義建築の傑作。門の上の勝利の女神と4頭の立ての馬車は、1806年にプロセインを破ったナポレオンがパリに持って帰ったが、1814年にベルリンに戻った。
以前、この門の後方に壁があったので、通り抜けることはできなかった。 |
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ブランデンブルク門から旧東ベルリン方向への大通
「ウンター・デン・リンデン」
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ブランデンブルク門近くの広場
戦車が置いてある |
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美術館 |
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博物館島にある、旧ナショナルギャラリーは、18〜20世紀のロマン主義、表現主義、象徴主義などのドイツ絵画、フランスの印象派の絵画がある。3階から見るようにと言われて、広い館内を廻った。ドイツ絵画が主で、知らない作家が多かったが、フリードリッヒや、アーノルド・ベックリンの作品は分かった。フランス絵画は一階にあった。特にベックリンの「死の島」は、落ち着いた美しい絵で、見入った。
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旧ナショナルギャラリー
ギリシャ神殿様式の建物
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旧ナショナルギャラリー ドイツ ロマン派絵画
フリードリッヒ 「窓辺の婦人」
1822年 44x37cm
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旧ナショナルギャラリー フランス絵画
ルノワール
「ヴァルジュモンの子供たちの午後」
1884年 127x173cm
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旧ナショナルギャラリー
スイス 象徴主義絵画
ベックリン
「死の島」
1883年 80x150cm
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エピソード |
「博物館島までの道のり」 |

カップルに割り込む |
ブランデンブルク門から、郊外線に乗って博物館島に近い駅で降りた。道が分からなかったので、話をしているカップルに割り込み、男の子(若くてハンサム)に道を聞いてみた。「博物館島に行くなら、もう一駅電車に乗って行ったほうが分かりやすいよ。切符は買った? でも、僕はどの線に乗ったらいいのか分からないので、駅の中の人に聞いてみて」と、早口で一生懸命話してくれた。
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駅の中で聞く
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駅の中の案内で聞いてみたら、上のホームに行くように言われた。ホームに上って、どちらの方向に乗ればいいのかわからないので、ベンチに座ったばかりの若い女の子に、「すいません…」と、声をかけた。飛び上がるように、にこやかに「はい、なぁに?」と言い、「そこに行くのは向こうのホームで、右側の電車に乗って…」、「あのホームで、えっと、右側?」ともたもた答える私が心配だったのか、「一緒に行くわ」と言って立ち上がった。
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一緒にホームを移動

すてきな女の子
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大きな鞄を肩から下げて、スターバックスのコーヒーを持っている。「いや、そんな。あなた、重いのに…」と、言ったら、「大丈夫。家まで遠い道のりね」と、笑った。
「ベルリンは初めて? 2日の滞在なら、一杯見るものあるわね。ベルリンは好き? 私もこの時期のベルリンはクリスマスの飾りつけが綺麗で、とても好きよ」と話しながら、階段でホームを降りて、隣のホームの登りエスカレーターの前で、「右方向の電車に乗って、一駅目でおりてね」と、説明してくれた。
うれしくて、「本当にありがとう」といいながら、握手してもらった。後にいた夫も握手してもらい、写真までとらせてもらった。かわいくて、優しい子だった。
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